(22)『都市と日本人』

こんな本を連休中に読みました.

都市と日本人―「カミサマ」を旅する― (岩波新書)

都市と日本人―「カミサマ」を旅する― (岩波新書)


地理学の本だと思って買ったんですけど民俗学の本でしたね.日本人のカミサマ信仰がこれまで都市の造営とどのように関連付けられてきたのかを多くの事例を紹介してあります.少し(かなり?)強引な部分もあるけれど,論文だと思わずに「読み物」として軽く読めば問題ないです.日本の歴史…というよりも神話時代の話がたくさん盛り込まれていて,そっちの方面にも興味がわきました.