女性に話しかける

今日もぐったりと帰りの電車の中,座ってウトウトしていたら前に立っていた男女がうるさくてうんざり.目が醒めてしまいました.話をしばらく聞いていると,男性の方が女性に気があるのか,もうめちゃんこアプローチしまくり.みっともねーなこりゃと思ったけど,しばらくたってよく考えてみたら,もっとみっともねーことがあるんじゃないかと.男女の色恋アプローチの話ですよ.
まず男性が女性にコミュニケーションを取るときに3パターンぐらいあると思います.



(1)アプローチする.周りから見ればもう必死だなレベルかもしれない.でもそんなの関係ねえ.

(2)アプローチしない.平然としている.だけどそう思っているのは本人だけ.明らかに不自然.

(3)興味がない.本当に.話しかけない.



(1)は小学生かというレベル.周りから見ればウザいと思うかもしれない.でもでも本当はどうなのかしら.それぐらいストレートに伝えられるのなら出会いがないといつも嘆いている人なら有効な手段.っていうかそれしかない.時と場所と程度を選べれば.相手の気持ちも考えれば.空気読めない奴がやると嫌われます.相手が自分に対して好意的かそうでないかぐらいの判断はできるようにしよう.行けそうだと思ったらガンガン行こう.それがわからない人は相手から告白されるのを待とう.告白されないのは人の気持ちがわからないからです.若ければ,中肉中背ならば全然大丈夫.あと服装は大事.オタルックじゃなければ誰かからは好かれるでしょう.今まで試合でのヒーローの経験もなくある程度歳をとったら(カウント追い込まれたら)自分はいいかげんエースピッチャーの球は打てないことを自覚しよう.そして球種と,ストライクゾーン広めを意識して待とう・・・なんか話が脱線した.
(2)は中学生かというレベル.(1)を目の敵にしてウザがるタイプ.でも本当にイタいのはこの人たちだと思うよ.自分はめちゃんこ特定の女性に興味があるくせに話しかけない(話しかけられない?).だから必死に話しかけている(1)を見て「あいつうぜぇ〜」みたいな感じ.必死になるのはカッコ悪い…と思っている.できれば暗躍したい.バレないように事を運びたい.でもカンのいい人ならすぐにわかる.連敗中の人は基本的に(2)をやろうとして失敗する.大抵(1)も(2)もアプローチしたいと思う人はモテる女性だから,彼女たちはモテない男の気持ちなんてのは丸わかりなのだ.そのぶんオープンにしている(1)の方に好意的な感情(というより哀れみの情)を持つのかもしれない.ある程度歳をとったら毎日会う女性なんて限られてくるわけだし,1回の出会いを貴重なものにするなら(2)は有り得ないという結論.
(3)は論外です.悟りきったレベル.ただ,さんざんモテてもう女性はうんざりと思っている人ならいいけど,誰とも付き合ったことない人がこれじゃ説得力ゼロ.働いたことない人が「働いたら負けかな,と思っている」と言っているのと同じイタさを感じます.