文章を書くということ

そろそろ小説を書こうかなと思う(唐突だなオイ).いや,別に小説なんて書いたことないんだけどね.ケータイ小説ぐらいだったら書けるだろう.ほらあれでしょ.援助交際とか,強制ワイセツとか,妊娠とか,DVとか,DVDとか(嘘),DQNとか,殺人とか,逃避行とか,号泣とかそれをひっくるめて純愛とか言っちゃえばいいんでしょ.そりゃ誰でも書きゃ作品はヒットして億万長者になれるって.....すいませんフザケスギマシタ.それは冗談だけど文章を書くというのは楽しいね.
僕は文章書くの苦痛ではないんですよ.いつもだらだらと長文書いているし,それは毎回内容を考えて考え抜いて書くものではなく反射的に書かれたものだから.所要時間はまちまちだけど大体30分ほどかな.喋るのよりは圧倒的に遅いけど,あらかじめ決まった内容のものを書くのよりは少し遅いぐらい.それを考えながらタイピングしてます.だからその速さがあるからこそ,文章を書くことには抵抗は全然ないです.内容と才能はないけどね・・・・・・それが一番の問題だ





と,世間一般では思われているんじゃないかしら.でも本当に文章を書くという行為に内容や才能って必要なんでしょうかね.僕はその出来上がったものを別に誰にも見せる気もないし,誰からの評価も貰うつもりもない(すんげー下らないものだったら別だけど.仲の良い友人に見せて大笑い).自分の表現方法が全くお話にならないほど稚拙だってのはわかっているし,文法も滅茶苦茶だし,誤字脱字のオンパレードです.それでも「自分は楽しみながら文章を書くんだ」という意思があれば,誰も何も気にせず,恥ずかしい文章なり小説を書き殴ればいいのではないでしょうか.趣味には誰かに評価してもらう楽しみもあるけれど,こんなオタクっぽい作業は自己満足でそれでいいと思います.自分の好きな文章と小説と見比べながら,自分なりの切り口と着眼点を身につけて,60歳ぐらいになって人に公開できるようなクオリティになれば万々歳でしょ.
さしあたってどうしようかね.一見,学園物とかツンデレとかの食いつきがいいものにしようかな.でも作品にするなら最終的に読み手(いねーけど)に現実世界で努力させるようなものにしたいですな.どうせ非売品だし「モテない男が主人公 → かわいい子に一方的に好かれる → こんなダメな僕なのにどうして・・・」なんて作中で都合よく事が運ぶような読み手を妄想の世界でシャブ中にする作品なんて書くわけねーよ.おめーら勉強や服装等のセンスやコミュニケーションを努力しないとオタクでモテなくて恋人もできず一生結婚なんて夢のまた夢で孤独死するぞっていうメッセージの強い作品を書きたいね.『地下室の手記』みたいなやつ.それでミラクルがおこって,とんとん拍子に出版って運びになったら『電波男』の本田透あたりに「泣きながら一気に読みました」っていうコメントを帯に書いてもらいたい.