『日本人はなぜ無宗教なのか』阿満利麿

 これもちくま新書。最近ちくま新書ばっかり読んでいるな。
わかりやすいからか?いかんなー。
「宗教なんてくだらね。ジハード?ぺっ!!」・・・と思っていたのは高校生までの話。
善悪を付けるのは簡単。それで自分が納得できて、そのショボイ自分のアイデンティティを補完できるものなら。
しかし現状はそんなに簡単なものではない。宗教って主観が入ると公正な目で見れなくなる。
だから日本人は優秀な宗教学者が出てきてもおかしくない筈なのに、実際は宗教を特異なものとして遠ざける傾向にある。
まぁ、そんなことがタラタラと判りやすく書いてある。
かくいう自分も無宗教(この定義が難しい)だけど、毎週朝4時に起きて座禅をしに行っているもんな。
ただ気分がいいから。そういう宗教もアリだと思う。深く考えずに。