光あるうち光の中を歩め

 あけましておめでとうございます.今年もよろしくお願いします.






 日記のタイトルを変えてみました.もともと「光あるうち光の中を歩め」は「低温火傷」とタイトルを争った候補だったのですよ.4,5年前からこの日記を読んでいる人ならばわかるかもしれませんが(いねーよ).

光あるうち光の中を歩め (新潮文庫)

光あるうち光の中を歩め (新潮文庫)

※ちなみに当時のレビューはこんなかんじ(でした).



 久しぶりにこの本を読んだのはハチクロの読み直しをしたからです(え? 『ハチミツとクローバー』だよ.漫画の).後半は重い感じで大好きなんだけどやっぱり9巻かな.森田兄の哀しい理由がわかる.「光の方に進め」 お父さんの言葉.ああ,そういうタイトルの本があったなと.思い返して読んでみた.読んでよかった.




 そしてまた恒例の年末ドライブ.某さんが置いていったCDがたまたま車の中に入っていて,助手席のドイツ帰りのMくんと熱唱.あれ? この曲が流行ったときって大学生だったけ? 白目.「白目じゃなくて白日だろ!!!」と学生時代と変わらないツッコミありがとう.帰ってきて調べてみた.大学生だったよ.1999年.10年前か.もう10年経つの? 何も僕らは変わってないのにね.



Grapevine - 光について



 変わってしまったのかな.たぶんこの何年で変わってしまった.何も知らなかったときから.今も何も知らない.わからない.だけど暗闇の過ごし方はわかった・・・ということから,根本的な考え方から違うんだ.何も変わらないこともわかった.それでも変えたい,変わりたいと願うことも.光について.光の方に進め.光あるうち光の中を歩め.誰に言われなくても歩くよ.それしかできないもの.


 個々に歩いて,だけど重ね合わせるということ.わからないかな.光が見えない,なんてない.暗闇の過ごし方なんてない.光の中にいるんだ.それは自分には判らないだけで.誰もが光の中にいる.僕と違う誰か,僕と同じことを感じているかな.そこは光の中だよ.昔の自分に言ってあげたい.そして今また僕はかつての自分から気付かされるんだ.



「人生には取り戻せないことなんてない。遅すぎることなんてない」



 そうだよね.5年前の自分ありがとう.冷たさで焼け付いた火傷の記憶はもうない.今の僕は何かを取り戻しながら光の中を歩くよ.