ぬは

これ読んだ人は全然面白くないんじゃないの? 僕は味覚があんまりよろしくないので、なんでも美味しく感じちゃうんだよね。だから「特別に美味いもの」という認識を受ける感覚がないのかもしれない。意識してランチを食べていないことがわかる。
好き嫌いはないから何でも食べる。小中学校のときは給食。高校のときはコンビニめし。大学のときは学食(でも何を食べていたのか記憶にない)。働いてからは昼休みに学校外に出れないのでコンビニめし(忙しくて食えないときもアリ)。休日は実家にいたときはパンかチャーハン、ひとり暮らしをしてからは(まだそんなに時間は経ってないけど)・・・率先しては食べてないかな。腹が減りすぎたら食べるというぐらい。
何とも味気ない食生活だと思うよね。イギリス人だってもう少しマシな食生活を送っているだろう、と。でもさ、美味しい食べ物とか高級な食べ物(?)って、その人の生活環境とかクラスを現している指標だと感じるわけよ。学生時代はお金なんてあるわけないからいちばん身近で手っ取り早いものを食べる。お金は自分の小遣いで払うわけだから「○○が欲しいからここは我慢しよう」ってなるでしょう?(え?ならない??) ランチに限らず、元々うちの家族は外食するのが好きじゃなかった。爺婆もいたからいつも家でご飯を食べていたよ。そうしたら必然的に家の中で作られる食べ物に限定されるわけで。
たぶんこれからは外で飯を食べる機会もたくさんあるでしょう。だけど、外出するまでもなく誰かがご飯を作ってくれる(幸せな)環境で育ってしまっているから、わざわざ外食をする気もなくなる。本当に美味しい料理を食べられるとしても「高いお金を払う」それだけの価値を見出せないと思うんだ。外食をして「泣けるほど美味い」食べ物に遭遇したことがないから。女性には嫌われるだろうけどね(うは)。だから「××っていう店の○○は絶品だよ」という有意義な情報を聞いても、それを目的としては行かない。近くにあったら行ってみようという気になるかもしれないけど。食事観が変わるぐらいの外食で美味しい食べ物に出会えるときは来るのかな?・・・どうだろう。
そんな理由から、これからは(これからも)家食が中心だよ。もうおなかがすいたら勝手にご飯が出てくる環境ではないから、自分で作るしかない。4ヶ月の間に「全く料理を作ったことがない」状態から「1週間に3,4回は自炊をする」状態にはなった。いつかは自分の作ったランチが誰かの「よく食べる、または特別な思い入れのあるランチ」になってくれればいいなって思うよ。