就職活動

某私学の最終面接に行ってきました.ってか,いつのまにか最終面接に進んでいたんですね.校長先生と副校長先生と教頭先生が面接官でした.教育観やこれまでの職歴について,教科指導・生徒指導について,いろいろ聞かれていろいろ答えました.答えに窮することはありませんでした.でも逆にあんまりスラスラ答えてしまうのはマズいと思ったので,自分なりに答えを選んでゆっくりとはっきりと言葉を発しました.自分の言いたいことは言えたし,こちらの希望も伝えました.これでダメならしょうがないね,と思えたから上出来かな.
非常勤講師だったら受けないと言いました.あと1年目はどうしても専任講師ということでした(いきなり教諭にしてしまったら,万が一ろくでもない奴だったら困るから).働くことになったら自分のほかに地理の先生はいないとのことでした(これはかなりプラスです).勉強が好きではなくて,あまり態度のよろしくない生徒もそこそこいるとのこと(そんなの慣れてます).あとは部活は何をやれますか,とかそんなの.
校長先生が感じよかったな.この人の元でだったら頑張れそうだと思った.もちろん生徒あっての学校だけど,校長先生の教育へのビジョンってのは大切なのよ.所詮学校も組織だし,上の人が下のやる気を削ぐようでは組織の今後はないわけですから.でも選ばれないと何ともいえないけどね.
自分はまだまだ未熟だとは思うけど,大学(学部)を出たてのときに比べたら遥かに成長したと思う.東京の私学教員採用統一テストを最初に受けたときは有り得ないスコアだったけど,今じゃ普通に「A」をとれるようになったもの.そして知識やテクニックだけではなく,教職に情熱も注げるようになった.冗談抜きで燃えれるんだよね.しょうもない生徒でもこいつらのためなら俺は死ねるなって思えるから(死なないけど).だけど今が終着地点だとは全然考えてないし,これから自分がどう頑張れるかという期待は大きいよ.当然不安はある.でもそれはいつものことだから考えないでおこう.
公立の発表もまだ先だ.地理の専任の先生なんて全然募集されてないけれど,もう少し頑張って探してみるつもりです.たぶん今が人生の中でいくつかあるといわれる頑張るときなんだろうと思うから.