「許すよ。僕は彼女に甘いから」

3年ぶりぐらいにNちゃんに会った。髪がくるくると伸びてた。やっぱり腹立たしいほどかわいかった。すごく風が強い日に晴海埠頭に行ったとき「彼女ができたら私に会ってくれないの?」と悲しそうに言われたことを思い出した。トイレから帰ってきたら僕のアイスがNちゃんに半分食べられてた。今日もあのときと何も変わっていなかったよ。