無題

無知の知。自分が知らないことを知っている。だけど知らないことには変わりない。自分のことを嫌な奴だと思う。でも嫌な奴という事実は変わりない。わかったところで変わりがない。事実は受け止めないとね。出発点? まだ一歩も足を踏み出してないよ。やっぱり安心している。楽だから。水が高いところから低いところに流れるように楽な方へ楽な方へと流れる。流れ着いたところには何があるのかなんて知らない。いい奴?とんでもない! 嫌な奴。ズルくてとんでもない奴。そうやって自分を下げるのはホッとする。だけど虚しくなる。自己分析なんて意味ないよ。そして僕は意味のないことを延々と続ける。