冥土喫茶

　冥土喫茶という言葉を目にしたのは数ヶ月前。最近やっとその意味がわかった。
なんでも冥土さんの格好をした女性がウエイトレスをやっているらしい。
先日お会いしたPさん（♂）に「どうして冥土喫茶なんてあるんですか？」と相変わらず初対面の方に
意味不明な質問をぶつけてしまった。そっち方面にはあまり詳しくないPさんも「どうしてですかねー」
と答えるのが精一杯でした。そして「まぁ、東京にはいろんな人がいるということですよ」と
（ごめんなさい、Pさん）。
　たしかに需要と供給のバランスをそこにみることはできます。冥土さんの格好をしている女性を
見るのが好きな男性がいて、冥土さんの格好をしたい女性がいる。「冥土喫茶もえー」の人たちにも
やっぱり彼女とかいるんでしょう。そして彼女に（そういう諸々のことを）カミングアウトできないから
冥土喫茶に通っているのかなぁ。アニメのコスプレとかもそうだよね。映画の『恋の門』を観て思った。
　それと「○○タソ」という言い方も独特で面白いよ（“タソ”と書いて“タン”と読むらしい）。
おととい、大学からの友人Tくんに会ったときにお互いにサッカーが好きなのでサッカーの話になって
Tくんが原博美のことを「博美タソ」と言っていて爆笑してしまった。そういう使い方をするのか。
おもしろいよー。
（原博美はJリーグFC東京の監督です。もちろん男性）